2008年8月20日

本日発売のfukuoka new generation magazine

雑誌 no!コメグラ・アンド・フレンズ展の案内が掲載されています。
近くの書店・コンビニなどに置かれていると思いますので、
是非みてみてください!!
で、よろしければお買い求めください!!

2008年8月18日

コメグラ・アンド・フレンズ:作品展ご案内

北九州市にあるgallery130の名で親しまれる旧百三十銀行ギャラリーにて、art on siteという企画からart on site vol.5 コメグラ・アンド・フレンズという作品展が実現することとなりました。現在、作品展の準備の真っ只中。参加作家は8名。
art institute kitakyushu (AIK), In-betweenなど, 様々な方達のご協力を得ながら、それぞれの作品の形を試行錯誤中です。参加する8名の作家さんについては、これから少しづつご紹介させていただけたらと思っています。

コメグラ・アンド・フレンズ

〜中から外 外から中へ 人の影が 動いてゆく〜

田川のコメグラで活動する作家と同じく田川で活動する作家たちによるグループ展。
ドローイング、オブジェ、インスタレーション、映像など
期間 2008年8月30日(土)ー 9月14日(日)月曜日休館
開館時間 10:00〜18:00
入場料 無料
クロージングパーティ
9月14日(日)1ドリンクオーダー制(500円)
オープン18:30 スタート19:00
出演・・かっぱ、木村貴輝、宋 秀臣、高木侑斗
会場 gallery 130 ー北九州市立 旧百三十銀行ギャラリーー
北九州市 八幡東区西本町1-20-2
tel & fax 093-661-9130
URL http://gallery130.jp/

2008年8月17日

コメグラ・アンド・フレンズ:フライヤー

フライヤーとDMの準備もでき、少しづつお知らせ中。

2008年7月30日

鏡からみえるもの

朝倉の黒川にて。

道すがら、道路でよくみかけるミラーがとても印象的だった。

もともとの用途は、車の往来を確認するためのものだが、ミラーは何をみるのだろうと

ふと思った。写真をとろうと思って、出かけたわけでもなかったが。

山みちは、カーブが多いため、いたるところにミラーがある。

どのミラーからもいろんな景色がみえ、記憶に残せなかったことがとても残念。

だけれども、やはり記録として残せたらと携帯で撮影。

ミラーから何がみえるのか?

最近思うのは、身近にあるものの意味の再構築。

最近、制作のために、糸巻きにまかれた糸を再度ハンガーに巻き直すという

行為を行う事によって糸とハンガーの意味の再構築を試みている。これから暫くその作業を

続けることになりそうだが、そこからどんなものを見いだせるのか。

時間の経過とともにその形があらわれるのだろうか…….

2008年7月27日

筑豊アートシーン

ちょっと前の話になるが、直方美術館のアーティストトークへいった。
筑豊で活動している若手の作家さん達の作品展。コメグラのメンバーでもあった佐土嶋さんも
今回の作品展に出展している。それぞれの作品への思いを聞きながら、
自己の存在をみな手探りで探しもとめてその痕跡を残そうと頑張っているのかなと思った。
今回、展示のもととなっている「生」。
一生懸命生きるっていいなと思った。
生というものを表現することはとても大変なことだと思うし、逆に死を意識することによって
生の意味を意識するということもあるのではないかと思う。同じような事を感じながらも
それぞれの個がもつ感性により、その捉え方は様々であることを改めて感じた。

2008年7月25日

記憶の形

今日はちょっと憶というものについて物思いにふけりながら……
(以前から思考の一部になっていたようには思うが、
改めてとても重要な要素になっているのかな〜などと思ったりしながら。)
私の中で記として残っているもの。
いつぐらいだろう。随分前に憶障害を持ってる方のドキュメンタリー番組を見た。
その人の憶は、1〜2分という 時間 の中で存在する。
そして、瞬間の記をノートに書き記す。
この行為は、何なのだろう。とにかく、そのことが突然、ビジュアルとして浮かんでくる。
そして私の憶の中でのおぼろげなイメージとして残っている。
その番組の中で発せられた言葉についての記は定かではない。
ただ、書き残すという行為に心うたれたのだと思う。
身近にいる大切な人とコミュニケーションをとるという意思

2008年7月20日

コメグラって。

8/30より9/14まで、Gallery 130にてグループ展を予定している
コメグラ・アンド・フレンズ展
今日は、そのコメグラについてちょっとお話したいと思います。
田川市 日ノ出町にあるコメグラは、鉄筋モルタル2階建、築80年。昔は、地域の穀物倉庫として、街のダンスホールとして、またお菓子屋さんの倉庫として使われていました。2006年12月に、外矢・亀井・野村の3人による「コメグラ」展が行われ、私(田尻)はそのお手伝いをしていました。こうしてアートスペースとして変貌を遂げる中、新しいメンバーとして佐土嶋洋佳が加わりました。そして、それぞれが個々の活動を続けてゆく中、2008年現在は4人の作家(ごうき・ちゃん、外矢、野村、田尻)が制作活動を行っています。アトリエやアートスペースとしての要素、コメグラという建物のもつ場所性など、それぞれの作家がその可能性について模索しています。
そして少しでもコメグラを知っていただけたらと、第2日曜日15時〜18時と 第4土曜日18時〜21時を開放しています。どうぞ気軽にお立ち寄りください。
コメグラ:田川市 日ノ出町3125-1 mail:[email protected]
場所などについてご質問などありましたら、上記までメールいただけたらと思います。

2008年7月9日

暑中見舞い

windy jackの暑中見舞いハガキが100枚印刷された。
どんな仕上がりか楽しみ。

2008年6月28日

県大にて、作品搬出

今日、県大に展示していた作品を搬出してきました。
作品展示に足を運んでくださった方々、関わってくださった皆さん、
どうもありがとうございました。
今回の展示やイベントの中で、私自身足を運ぶことが出来ない時もあり、
申し訳なく思ったり、残念に思っている事もあるのですが、
それも含めて次へのステップへつなげていきたいと思います。
今回、県大にて展示した作品について少しここでお話できたらと思って
書いてみることにしました。
作品のタイトル、
hana 〜花〜 そして、使えないプロダクト
by 使えないプロダクトをつくるプロダクトデザイナー
(田尻晶子 作)
今回この作品をつくるにあたり、デザインとアートの融合性を試みています。
まだまだ、模索中ではあるのですが。
また、今回のキャンドルナイトというイベントの趣旨や、作品のシリーズとして展開している
〜hana〜 花 との関連性も少しづつ整理しながら言葉にできたらと思います。
そして、今日、雨。
今回の作品に使用した素材は、段ボール、紙、アクリル絵の具、蛍光灯、その部品。
(県大での作品紹介のプレートには記載されてない素材がありましたが、作者の都合に
よりご了承ください。)紙でつくった花(有機物と無機物のもつ時間の対比)と蛍光灯
という電気を使用する際に使われるプロダクトや電気を使う又は電気を消すという行為が
何を意味するのかについて考えてもらえたらという思いがもとになっています。
キャンドルナイト(candle night)は、電気を消してスローな時間を過ごす事を提案している
プロジェクトなのですが、それはカナダの自主停電運動に端を発しているようです。
(詳しくは、http://www.candle-night.org/jp/をご覧ください。)
それは同時に、電気を消して、ロウソクの灯りの中、暗闇に近い時間を過ごすという行為が
どういう事なのかを考える時間を私に与えてくれたものでもありました。
蛍光灯というプロダクトは、コンセントにつながれて電流が流れる事により、
プロダクトとして機能します。でも、蛍光灯そのものだけでは、プロダクトとしては
機能しない。また、蛍光灯をロウソクの灯りの中で見るという行為は、
批判的な側面も持っているかもしれません。しかし、単なる批判というよりは、
電気をつける・消す、ロウソクをつける・消すという行為は、
一見、正反対な位置にあるように見えて、実はバランスを保つための共通項を
持っているように思うのです。今の私達の生活の中で、電気のない生活は想像しにくい
事のように思います。そして、ロウソクの中でのみの生活を考えた時におこる現象は
どんな事でしょう。私は、その中で答えを出す事の提案ではなく、
そのことにより、人や自然、環境問題、デザイン、アートなどについて考える
又は思うことにより、私たちの身近にいる人やものについて 再度 思う、理解する、
コミュニケーションをとる、大切にする、触れるということについてお話することが
できたらいいなと思っています。デザインとアートの融合又は共通項のようなイメージも
あるのですが、それを言葉にするには時間が必要かもしれません。
だけれど、少しでも作品から何かを感じていただけたら幸いに思います。

Windy Jack