2008年6月12日
そして、鬼のいる庭。
日曜日の朝、鬼のいる庭へゆく。
すると、小林重予さんがおられました。
なぜ、鬼のいる庭なのだろう。
なんとなく思っていたので、ご本人に訪ねてみることにしました。
鬼のいる庭。それは、今回、節分から節分という時間の中で、詩人 岡田哲也と小林重予との作品と言葉のやりとりからきたそうです。お話しながら思ったのは、小林さんの作品の根底に、植物と人間の関係についてというところがあるようです。その中で鬼という架空かもしれませんが、その生き物の存在が具体的な形として現れてきたものなのかなという気がしました。
鬼は本来怖いものなのかもしれないけど、今、鬼が少なくなっている。鬼って意外と悪いだけでなく、実はきれいだったりすると。 それは、小林さんからのメッセージ。
角をイメージしてつくられた、作品の断片には、透明感のある石材が使われていて、とても気になっていた。また、神様は二枚舌かもというイメージの作品。
私は、鬼をみることができたのだろうか。
貘へ一緒に足を運んでくれてYさん。どうも、ありがとう。