2008年9月29日
名刺な話
Artdesign roomの作品である名刺について今日は書いてみることにしました。
一番最初に表示される名刺は、以前からずっと名刺にしたいと思っていたもの。私の中で、視覚的や聴覚的に表現するとは特にべつべつなものという感じはないけれど、見ると聞くという身体的行為の違いという視点からの区別なのかもしれません。楽譜というのは、音を視覚化したものだと思うのですが、楽譜そのものを表現としてみられることはあまりないように思います。と、こんな事を書いていますが、小さいころからピアノを習って楽譜をみてきた私には、ト音記号という記号がなんとなく好きなのでした。記号でありながら曲線の美しさを合わせもつ記号のように思えるので。楽譜というものも、調べてみると奥深いようです。教会の賛美歌を書き写したものなどをみると、今現在私達がみるものとはかなり違う感じもします。音階一つにしても、私達は絶対音階と呼ばれるドレミファソラシドを耳にする機会が多いと思いますが、音階も様々あるようです。楽譜といっても、印刷技術が発達するまでは、羊の皮に手書きで書き写されていたと何かで読んだか見かけたような。こうやって、私の頭の中を通りすぎるイメージ達が少しでも形になったらなと思った一枚でした。
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